訪問リハビリ初日 〜私はここに全力を注ぎます〜

訪問リハビリ

こんにちは😁“いが”です^^

私は年間100名以上の患者様が入れ替わる総合病院の回復期病棟で4年、その後在宅のリハビリへと分野を移し社内で1番の訪問件数をこなしながら5年目を迎えています。

今回の内容は訪問リハビリの依頼を頂いて私が初めてご利用者様にお会いする時に大切にしていることをまとめました。

初日の対応が良いと、ご利用者様から私達がプロとして信頼して頂きやすくなると感じています。

私が大切にしている事前準備や心構えから当日の流れまでを大まかに書いていますので、少しでも訪問リハビリをご利用される際のイメージの参考になれば嬉しいです。

ブログ初心者ですが少しでも為になる情報をお届け出来るよう頑張ります🎶

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事前準備〜訪問までにする心構え〜

1)事前に届いているご本人様の情報を読み込みます

→全体像を知る、今の体や病気の状態を知る、薬の情報、生活状況、ご本人様・ご家族様が一番リハビリに求めていることなどを把握します。

2)事前の情報を元にイメージを膨らませる

→一番最初に解決する必要があることは何かあたりをつけたり、やるであろうことの優先順位をつけます。

訪問したら何をする〜時間配分とやること〜

  • 自己紹介
  • ご本人、ご家族から今の状況や一番困っていること、リハビリを経てどのようになりたいかの未来像などを聞く
  • 実際に身体を動かしてもらい評価する(動作確認)
  • 困っていることの原因や未来像に対してその希望は叶うのか、叶うとしたらどれ位の期間が必要か見立てて的確にお伝えする
  • 実際に一歩でもその目標に近づけた手応えを感じてもらう

〜時間配分〜 1時間の初回リハビリの場合
✨20分→挨拶、情報収集(事前情報と比較し修正を加えて最新情報をキャッチする)
✨20分→実際にどれだけ体が動かせるのか評価する、未来像までの達成期間やメニューを明確にする
✨20分→未来像を伝え共通の目標を設定する、リハビリをする前より何か1つでも良くなった手応えを感じてもらう

ひとつひとつの大事にしているポイント

・自己紹介
→第一印象で信用のおける人間かどうか判断されます。ご本人様は緊張と不安の中にいるので、何よりも安心出来る空気感作りを意識しています。

・ご本人様、ご家族から今の状況や一番困っていること、リハビリを経てどのようになりたいかの未来像などを聞く
→解決していくことの優先順位を明確にする。そして、出来ないことだらけで気分が落ち込んでいる場合が多い為、出来るようになった未来を想像してもらいリハビリへのモチベーションを高めてもらいます

・実際に身体を動かしてもらい評価する(動作確認)
→客観的にいま出来る身体能力を把握します。

※実は多くの場合最大能力としては、問題なく出来るような事も「不安」や「恐怖」によりその半分程度のところで、安全に安全を重ねて縮こまってしまっている場合も多く見られます。聞かせていただいた情報と実際の動作のギャップを把握します。

・困っていることの原因や未来像に対してその希望は叶うのか、叶うとしたらどれ位の期間が必要か見立てて的確にお伝えする
伝わったことが伝えた事です。曖昧な表現は避け分かりやすくイメージしてもらえるように伝えることを意識しています。

・実際に一歩だけでもその目標に近づけた手応えを感じてもらう
必ず介入する前よりも良くすることはプロとして大切だと考えています。それが私達が存在する意味であり価値です。

その日1番大切にしているポリシー

この人とならなんか良い未来になりそうかもと予感してもらうこと

ご本人様・ご家族様が私達を信頼してくれるかどうかが全ての鍵と考えます。

訪問リハビリは多くても週に2時間が国で決められている最大で介入できる限界です。

その為、ご本人様がこの2時間という少ない時間にどれだけ期待と集中をして頂けるかが大切となります。

リハビリはマラソンと似ている部分があり、一気に頑張りすぎることよりも、細く長く継続していくこと!が大切な要素となります。

終わりに

私が日々のお仕事で意識している事をご紹介させて頂きました。

初めて訪問リハビリをご利用される場合は「どんな人が来るんだろう」「どんな事をするのかな」と期待よりも不安が大きい人も多くいらっしゃると思います。

その不安を少しでも解消するお手伝いになれば嬉しいです。

皆様からのご質問やご意見などを大募集してます!記事の内容のリクエストや実際のリハビリに関するご質問など頂けましたら最大限のサポートを致したいと思います✨

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