【学生向け】国家試験への心構え〜失敗しない3原則〜

学生向け

こんにちは😁“いが”です^^

私は年間100名以上の患者様が入れ替わる総合病院の回復期病棟で4年、その後在宅のリハビリへと分野を移し社内で1番の訪問件数をこなしながら5年目を迎えています。

今回は学生時代の集大成ともいえる国家試験合格への心構えをお伝えさせて頂きます。

毎年2月にある国家試験合格が皆様の1番のゴールであり、プロとしての第一歩となります。

国家試験合格のコツは覚えることよりも“忘れない事”に労力をどれだけ当てられるかが重要と考えます。

学校の進学のための定期テストは、ある程度詰め込み型の勉強方法で乗り越えられますが、その感覚では国家試験を乗り越える事に多くの苦労をしてしまうかもしれません。

少しでも国家試験を優位に乗り越えられるための心構えをお伝えしたいと思います。

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国家試験への心構え〜失敗しない3原則〜

1つ目の心構えは「思っているより国家試験に当てられる時間は少ない」という事です。

最終学年になると4月と7月に8週間ずつの臨床治療学実習がありましたので、その期間は一切国家試験を考える余裕は私にはありませんでした。(私の臨床実習体験談も書いてますので、興味のある方は是非ご覧くださいませ)

そして、あいだの6月も実習の事で頭がいっぱいになりますので、2月の試験まで実質6ヶ月しか国家試験に打ち込める時間がなかったのです。

そこで1番最初に始めたのが“国家試験の合格の仕方を知る”という事でした。

ここまでの2年間で“闇雲な努力”よりも、“正しい方向への努力”の方が効率が良いことを知っていたので、学校の先生に質問をしたり、図書室にある「国家試験の受かり方」的なハウツー本を読み漁りました。

そこでみんなが口を揃えていう“国家試験に合格するための共通点”が見つかり、その法則に基いで勉強をした結果、試験の1ヶ月前には心のゆとりを持ちながら国家試験に臨む事ができました。

2つ目の心構えは「沢山の問題集にいきなり手を出さない」という事です。

国家試験合格のハウツー本にも書いてた事なのですが、「多くの問題集を解きまくるよりも、ひとつの問題集を最低でも2周すること」と書いていました。

この理由は、国家試験の半分以上は過去問題かそれに類似する問題と言われています。要は、沢山の新しい問題と出会うよりも、同じ問題を確実に理解し間違えない自分を作っていく事が重要です。

なので、私はまず半分の3ヶ月以内には基礎と応用の2冊の問題集を2周するという目標を立てて取り組みました。

正直1周目は本当に果てしなくて、終わるのかな?という不安もありましたが、なんとか2ヶ月半をかけて2冊分の1周目を終えまた。

シンプルに2周目が終わる頃には、倍の5ヶ月が経過してしまう計算となります。

ですが、素直な私はハウツー本に書いていた通り、2周目に取り掛かりました。すると、約半分の1ヶ月ほどで2冊分の2周目が終わりました。

その頃には問題集の6割程度を正解できるようになっていました。

3つ目の心構えは「模試の点数に踊らされない」という事です。

私の学校では2ヶ月に一回様々な種類の模試が行われていました。模試の見直しも十分に行えないうちに次の模試が来てしまうということも最初のうちはしょっちゅうでした。

そして、残念ながら合格ラインに点数が届かないという事が続き落ち込みました。

実は、最初の2・3回くらいの模試に見事に踊らされてしまいました。

そして、落ち着いて模試というものの本質を見直す事により、その後の模試に踊らされる事なく、逆に模試を活かしていく事が出来るようになりました。

その本質とは、“勉強してないところを間違えるのはしょうがない!”という事です。
要は、大事にしなければならない事は全体の合計点ではなく、勉強をした範囲の問題があっているかどうかという事が大切であるという事です。

それからは、模試の振り返り用に自信のある回答には“”、半々のものには“”、全くわからないものには“×”をつけるようにして活用する事ができました。

国家試験のコツ〜インプットよりもアウトプットを心掛ける〜

国家試験の問題範囲は本当に膨大な量となる為、隅々まで全部覚える事は本当に至難の技となります。

インプットももちろん大切ですが、それ以上にアウトプットの頻度を本当に多くしました。

参考書を読み込むのではなくノートに徹底的に書き写すという事や、問題をひたすら解くという事を大切にしていました。

よく、“覚える!”という事を頑張られている方に多いのが「喉まで出かかっているのに、、、」という現象です。

勿論、憶えない事にはアウトプットのしようもありませんが、意識として詰め込むよりもどんどんと表出していきましょうという事です。

自分が学んでよく理解できた事は、積極的に友達や後輩に教えていくこともおすすめです。

私自身も、国家試験までの最後の1ヶ月は徹底的に友達に教える事を意識していました。

終わりに

今回は、効率の良い勉強をする為の国家試験を受けるまでの心構えをお伝えさせて頂きました。

心構えが決まれば、その効果は何倍にも上がると私は考えています。

少しでも効率の良い勉強をする事で、安心して試験に臨んで頂くお手伝いになれば嬉しく思います。

皆様からのご質問やご意見などを大募集してます!記事の内容のリクエストや実際のリハビリに関するご質問など頂けましたら最大限のサポートを致したいと思います✨

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