【学生向け】 目標設定ってどうやるの?

学生向け

こんにちは😁“いが”です^^

私は年間100名以上の患者様が入れ替わる総合病院の回復期病棟で4年、その後在宅のリハビリへと分野を移し社内で1番の訪問件数をこなしながら5年目を迎えています。

今回の内容は、目標設定の立て方についてお伝えさせて頂きたいと思います。

私は学生時代に学年トップの成績で卒業できたり、臨床実習先や就職先も全て希望したところに行くことができました。

私の希望が全て叶ってきたのはマグレでも運でもなく、強烈で明確な目標設定をしていたからです。

私の大切にしている言葉の中で「想像しているものの内側にしか可能性はない」という言葉があります。

逆にいうと、想像の枠を広げる技術を身につけることで、達成する可能性も大きく広がっていきます。

つまり、成功の鍵となる技術は、目標を設定する能力目標を達成する為の行動計画を立てる能力の事を言うという事です。

今回は“じゃあ具体的に目標設定ってどうやるの?”という方法について、私の体験も踏まえながらお伝えできればと思います。

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「何故、何のために」その目標を達成したいのか明確にする

まず、皆様に一つ質問をさせて頂きます。達成したい目標はありますか?

この記事をご覧下さっている方は、きっとPTやOT、STなどの医療系を目指されている方が多いと思います。

でも、その方向性だけしか決まっていなくて、“明確な目標”と言われると目をそらしたくなる方もいらっしゃると思います。

ですが、問題ありません!
「明確な目標を見つける」という事を目標にすればいいのです。

最も避けたい選択肢は、目標設定の大切さに気付かずに日々をなんとなく過ごしてしまう事です。

例えばこれを人生に当てはめた時に、「こんな人生にしたいな」という目標がある人生と、「なんとなく生きていければいいや」という人生。もし、どちらかを選べるとしたら、前者の目標のある人生が良いという人が大半だと思います。

目標を設定する時に大事にして欲しいことがあります。
それは、「何故、何のためにその目標を達成したいのか!」を常に考えるクセを持つことです。

そして、目標を立てる事もそれを達成することもどちらも技術であり能力となります。
要は、初めから出来ることはなかなか少なく徐々に鍛えられていくのです。

最初から最高の目標を設定しようとハードルを上げてしまうと、かえって何も進めなくなる事は沢山あります。

能力や技術というものは、小さな成功体験の積み重ねにより習得されていきます。

そして、たとえうまくいかなかったとしても、そこから振り返り分析し学ぶ事によって、失敗ではなく“成功の途中”に早変わりします。

成功するまで試行錯誤を繰り返し、やり続ける事が大切だと考えます。途中で諦めてやめてしまう事により、初めて“失敗”という形が生まれるという事ですね。

まずは、練習として簡単で達成できそうな目標から立ててみる事をお勧めします。

自分の現在地を把握する

そもそも、自分自身の事を正しく分析し適切に把握できている人は少ないです。

ですが、立てた目標を達成する時に使うキャラクターは“あなた自身”です。

一つゲームで例えていうと、
今の自分のステータスは正常なのか、瀕死状態なのか、はたまた混乱状態なのか。

その現在の状況を知らないと力尽きてしまいます。
また、混乱状態のままだと、目指している目的地には運以外ではたどり着けません。

もし、混乱状態であった場合には、動き回る前に混乱を解除する!
その後で目的地に向かえば必ず目指していたところに到達できます。

たまに、目標を設定しても達成したことがありませんという相談をされることもありますが、その場合には

1)目標が高すぎて夢や幻想レベルのものになっている
2)ステータス異常を起こしていて前に進めていない

のどちらかが当てはまります。

1)の解決法は先ほどもお伝えしたように、小さな達成を繰り返し目標を立てる精度を鍛えていくことです。

2)の解決方法は自分の現在地をしっかり確認するという事です。

現在地をどう確認していくかは、是非面接の場面を思い出してみて下さい。自己紹介の場面でも良いですね。要は自己分析をしていき、自分自身の扱い方を正しく把握することです。

自分とはこういう性格で、こういう特徴があって、こういう強みや弱みがあり、こういう時には落ち込むけども、こうすると落ち込んだ気分が回復する!ということや、

自分が集中できる時間はこれくらいとか、記憶することは苦手だけど、すごいスピードで調べ物ができるとか。

この自分の現在地をしっかり把握する事により、どの部分が弱かったりエラーを起こしやすいかがわかるので、対処する心構えを持って行動していくことが出来ます。

期限を決め小さい単位で振り返り修正する

行動をして行くうちに目標に対して1ミリだけ方向性がズレてしまったとします。

振り返りの期限を決めておけば、そのタイミングで修正は可能な為、被害は最小限となります。

しかし、期日を決めないといつまでたってもその目標には到達しません。

初めはたったの1ミリのズレが、気付いた時にはとんでもない誤差になっている事も、当たり前に起こってしまうのです。

また、誤差が起こっている事自体にも気付かずに延々と別の方向への努力を続けてしまう場合もあります。

実は、努力とはただ闇雲に量だけ増やせば良いというものではありません。
正しい方向性が伴って初めてその努力は実る努力となるのです。

その正しい方向が何度もお伝えしている“目標設定”なのです。

期限の目安としては、3年後の目標から立ててみると良いかもしれません。

よく言われる言葉の一つに「3年前から見て今が思い通りの人生でなければ、3年後も今のまま」という言葉があります。

未来を変えるのはいつも“今、ここから”です。

まずは、3年後の理想の自分を目標設定します。
次は、その3年後の未来になっているとしたら、今から1年後はどういう事を達成してるでしょうか。

大枠で構わないです。1年後が決まると、半年後はじゃあどうなっているか?

そして、3ヶ月後どうなっていたらいいか。じゃあ1ヶ月後は?

このように逆算して行く事で、長期の目標設定とそれを達成するための短期の目標設定が完了します。

例として私が学生時代に立てた目標設定をお見せしたいと思います。
これは、入学後比較的すぐに立てたものになります。

3年後→小児分野のセラピストとして夢を叶えている
1年後→クラスで5番以内に入っている
半年後→全てのテストで80%以上の点数を取れている
3ヶ月後→毎日の授業の復習をその日のうちに終わらせる事が習慣になる
1ヶ月後→授業でわからないところや疑問に思ったことは積極的に先生に聞きに行く

だいたいこういう流れで目標を立てて生活していました。

そして、慣れてくると1週間ごとの目標とその修正が可能になり、最後の方では瞬間瞬間で目標と修正が出来るようになりました。

慣れるまでは少し大変に感じるかもしれませんが、最初にお伝えしたように鍛えられて行くので、実は後になればなるほど簡単になって行く仕組みですので安心して取り組んで下さい。

終わりに

今回は目標設定の立て方をお伝えさせて頂きました。

目標を立てる人がそもそも少ない理由として、
目標設定の重要性を知らない場合か目標を設定しても達成しなかったら恥ずかしいという失敗への恐怖が主な理由となります。

今回は目標設定の価値や可能性、そして失敗の解釈も合わせてお伝えさせて頂いてます。

安心して皆様の人生をより良いものにする為のツールとしてお使い下さいませ。

この内容が、皆様の人生の少しでも役に立てると嬉しく思います。

ご質問やご意見などが御座いましたら下記にご連絡下さいませ。最大限のサポートをさせて頂きます。

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