こんにちは😁“いが”です^^
私は年間100名以上の患者様が入れ替わる総合病院の回復期病棟で4年、その後在宅のリハビリへと分野を移し社内で1番の訪問件数をこなしながら5年目を迎えています。
今日の内容は学生さんに向けて発信したいと思います。
実は、私は北海道の札幌に在住しながら通学に2時間以上かけて千歳にある専門学校に通っていました。
そして、勉強はもちろんのこと部活動にも真剣に取り組み、学校初のバスケ部全国大会出場を決め、翌年には全国ベスト4に残るという良い思い出もあります。
そして、学校の表紙にご推薦を貰うという貴重な体験やクラスの首席として卒業式で表彰して頂くなど、本当に充実した生活を過ごすことが出来ました。
そんな私が、何故2時間もかけて毎日遠い学校を選んだのか。
そして、勉強だけでなく人生最後の学生生活を楽しく充実させることが出来た、根本的な考え方などをお伝えさせて頂こうと思います。
皆様の青春が少しでも輝かしいものになるお手伝いができれば嬉しく思います✨
私が千歳の学校を選んだ理由について
私は小学校から高校までずっと野球ばかりの生活をしていた為、ほとんど勉強をしてこなかったタイプの人間でした。
実は高校の数学のテストで100点満点中2点しか取れず、将来への不安で一気に冷や汗が出た経験もしています。笑
そんな状況でしたが、やはり親からは「少しでも良いところに行くと未来は安心だよ」と言われていたので、最悪浪人も視野に入れながらリハビリの資格が取れる大学や専門学校を片っ端から調べました。
そこで、目に留まったある一文が私の進路を決める格言となりました。
それが、千歳の専門学校のパンフレットに書いてあった、「真のセラピストとしての成長は現場でのみ磨かれる」という言葉でした。
この言葉から、学校での学びとはあくまで国家資格を取るための勉強であり、真のセラピストとしての学びは就職した先にしかないんだという考えに感銘を受けました。
というのも、ほとんどの大学や専門学校は4年で卒業のところが多い中、道内の歴史ある学校で唯一3年で卒業出来る学校だったからです。
※実は今私の母校は方針を変更し4年制となり、大学の卒業資格が貰えるようになりました。
”一刻も早く現場に出る!“と決意を持ってスタートしたのを覚えています。
![やる気](https://www.igarihablog.com/wp-content/uploads/2020/05/58DF57FF-ACB9-45C0-86EE-0FED60B1C72C.png)
自分の目標を設定しよう
私がリハビリの仕事を目指す前になりたかった職業は、実は幼稚園の先生でした。
そこから、家族や知人の現役男性保育士さんと将来についての話し合いの末、“リハビリの分野を通して子供と関わる!”ことを目指していく事を決めました。
入学後に夢である小児分野への道のりを先生や先輩に聞きにいくと、「求人が少なくて狭き門だよ」という現実が待っていました。
ただ、その時に立てた目標が私の専門学校時代の軸となりました。
その目標とは「狭くても門は開いている!その門を堂々と通れるような自分になろう」という目標です。
具体的にいうと、実は当時のパンフレットの表紙には学生7名で写っているものでした。
いきなりクラストップを目指すという目標では現実味もなく、達成のイメージも全く湧きませんでしたが、トップ7名のうちの1人なら精一杯の努力をすれば届くような気がしました。
この”目標を設定する!“という事が私の学生生活の質を高めた1番の要因となっています。
後々になってわかった事ですが、40名近くの同級生の中で明確な目標を立てていた人はごく僅かしかおらず、5名程度しか居ませんでした。
もう実習に行かれている人は経験されていると思いますが、リハビリの仕事は患者様の“目標設定やゴール設定”を常にしていくお仕事になります。
もし、今現在目標設定をされていない方がいたとしたら、これを機にご自身の目標設定をされてみては如何でしょうか。
ちなみに、国家試験を受ける時期に立てた私の目標は「自己採点をしても絶対に大丈夫と自信が持てて、試験後もビクビクした生活を送らなくて済む」という目標でした!笑
そして最後国家試験を受ける頃には、留年などで約20名程度までクラスメイトは減っていましたが、その20名は無事全員が合格でき、みんなで笑って卒業することができました。
結局、どんな回り道をしたとしても、専門学校の目的である「資格取得」という大きな目標設定はみんなしていたんですね♪
目標を設定するだけでは勿論不十分ですが、設定することによりそれを達成するための課題やタスクが明確になるのです!
現場で働いてわかった、どの学校でも仕事には大きく影響しない
私自身が専門学校卒業ということに、少なからず劣等感を持ってしまている期間がありました。
臨床実習の際にも、“北海道大学”や”札幌医科大学“などの学生には無意識に卑屈な感情が働いてしまう私がいました。
ですが、実習も数週間も過ぎればどこの学校の生徒でもみんな同じ仲間として優劣は全く感じなくなりました。
というのも、リハビリというジャンルの事は、高校までの勉強では一切出てきません。
実はスタートラインはどの学校に入っても同じなのです。
なので、勿論目的に沿った学校の選択は必要ですが、大切なのは在学中に自分で目標を設定し、コツコツと達成に向けて継続していくことかなと私としては思います。
終わりに
学校によって臨床現場や実習場面での優劣は全くありません。
ですが、レベルの高いと言われている学校の生徒と私とで明確に違ったこともありました。それは、新しいことを学ぶ事に非常に慣れていたことです。
実は勉強は筋力訓練などと一緒でトレーニングすることで効率やパフォーマンスは上がります。
医療分野は膨大な情報量に加え、日々新しい情報が更新されていきますので、卒業してからも勉強が続きます!むしろ、学校以上に調べ物や勉強する機会が増えると思います。
どうせなら、在学中に少し勉強の筋肉をつけておくと、就職してからの負担がグッと少なくなりますよ✨
このブログでは、少しでも学校生活を充実させながら、効率よく人生の目標を達成して頂けるよう、私が行ってきた国家試験の勉強法や臨床実習での体験談などもお伝えしていきたいと思います。
少しでも、皆様のお役に立てると嬉しいです😃
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